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【レビュー】ゲームだけではもったいない
ZTE nubia Red Magic 5S

2020年8月に発売され1年が経過した、
【ZTE nubia Red Magic 5S】をお出迎えしました。

発売から少し時間が経ってAndroid11にアップデートした今のRedMagic 5Sをレビューしたいと思います。

ゴリゴリの3Dゲームをやらない筆者ですが、
普段使いするにも快適に使えるオススメの機種です。
たねだ
たねだです。
Twitterやってます。
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外観・内観

Global版を購入。
第一印象は「箱でかっ!」です(笑)

【付属品】
ケース、Simピン、充電器、ケーブル、マニュアル。

スマホ本体に冷却用ファンが内蔵されているので出し入れする穴があります。

【左・青側】ゲームモードスイッチ、給気口
【右・赤側】Lトリガー、排気口、音量ボタン、電源ボタン、Rトリガー

スマホ上部にイヤホンジャックがあります。
ツートンカラーのグラデーションも綺麗です。

 

スペック

ZTE nubia Red Magic 5S
Display AMOLED / 6.65インチ
Resolution 2340 × 1080 (FHD+)
387.5ppi
OS RedMagic OS
Android10
(現在は11にアップデート)
CPU Qualcomm®Snapdragon™865
GPU Adreno 650
RAM 12GB
Storage 256GB
UFS3.1 / LPDDR5
Battery 4500mAh
55W急速充電
PD3.0 / QC4.0
Weight 220g
Refresh Rate 144Hz
Touch
Sampling Rate
240Hz
Main Camera 6400万画素(Sony IMX686 F1.8)
800万画素(超広角)
200万画素(深度)
Front Camera 1600万画素
3G WCDMA B1/2/4/5/8/19
4G LTE FDD-LTE
1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26
TD-LTE
34/38/39/40/41
5G NR n41/n78/n79
Earphone Jack あり

普段使いするにも十分すぎるスペックです。

ただ、冷却用のファンのための出入り口のせいで防水防塵などは対応していないので注意が必要です。

RedMagic OS

OPPOやXiaomiほどのクセもなく使いやすい印象。

発売当初のレビューサイトでは日本語に対応しているが、所々に英語が残っていると記されています。

しかしAndroid11にアップデートされた現在はほとんど日本語に翻訳されています
(たまに怪しい日本語もありますがそれはご愛嬌ということで)

 

Launcher

最近の風潮でもあるデフォルトランチャーを変更するとジェスチャーが使えなくなる問題。

残念ながらRedMagic OSも例外ではありません

デフォルトランチャーではすべて選択可能だが、
Novaランチャーに変更するとジェスチャーが選択できなくなってしまう。

タップしても警告が出て、デフォルトランチャーに変更を促される。

っとまぁ、気になった部分はそこだけです。

ゲーム関係以外、特に凝った作りのOSではないので使いやすいです。

ディスプレイ

144Hzの高速なリフレッシュレートを実現する「6.65 AMOLED ESports」を採用。

フラットディスプレイです。

ノッチはなくベゼルにインカメがあります。

ロック画面の時計や月の表示がややおかしいです。
指紋認証の位置はやや低めの位置。

リフレッシュレートは最低60Hz・最大144Hzですが、中間の90Hzも選択できます。

今まで購入したスマホだと最低、最高のどちらかしか選択できないことが多いので、
90Hzも選択できるのには驚きました。

ゲームやバッテリー持ち、好みで選択できるのはユーザー目線も考慮されていて嬉しいですね。


ディスプレイにはPDA工房さんのフィルムを貼りつけてみました。
指紋認証のスピードも落ちることなく、手触りもサラサラでオススメです。

 

カメラ作例

ゲーム性能に特化しているんだからカメラなんてオマケでしょ?と愚かな筆者は思っていました。
しかし、そこも手を抜くことなく綺麗な写真が撮れます。

風景・夜景

AI 建物モード

夜景モード

AIモードでの空がとんでもない青色になって少し違和感があります。

悪く言うと中華スマホにありがちな彩度モリモリな絵になってしまいます。
AIは常にOFFにしておいても良さそうな…

しかしゲーミングスマホでここまで撮影できると考えると悪くない気がします。

ズーム性能

ワンタップで等倍・3倍・5倍・10倍が設定されています。

等倍

デジタルズーム3倍

デジタルズーム5倍

デジタルズーム10倍

さすがに10倍は少し厳しいですが、5倍までは十分綺麗だと感じました。

超広角

超広角

発売当初のレビューにも書かれていましたが、
通常撮影画面からマクロ・超広角モードに移動できないのはAndroid11に更新しても変わってませんでした。

広角撮影するにはプロモードに移動しないといけないのが不便です。

通常撮影画面、0.5倍が選択できない。

広角撮影はプロモードのみ。

 

食べ物

結構メシウマに撮れてます。
AIをONにして料理モードで撮影すると赤身が赤くなり過ぎてしまうのでやはりAI常時OFFでいいかな。

AI OFF

AI ON「料理」

AI OFF

AI ON「料理」

 

ポートレート

カメラメニューの右に謎の「縦向き」という項目があります。

撮影してみた感じ、多分「ポートレート」です。

人形の帽子のつばもちゃんと認識しています。

ポートレート

ポートレート

よくある「ストロー問題」もちゃんと認識して撮れました。

ポートレート

ポートレート

背景が白いのでお茶のポットを配置してもちゃんとストローの先端まで認識しています。

カメラファミリー(マクロなど)

「カメラファミリー」という見慣れない項目があります。
よくある「その他」に当てはまるメニューのようです。
中身はこんな感じ。

マクロ撮影もこちらの中にあります。
よくあるマクロ撮影ですが一手間加えられていて使いやすいです。

フォーカスされている部分が「虫眼鏡」の中に表示されるので分かりやすいです。

アートカメラ

「カメラファミリー」内のアートがとても面白くて気に入ったので紹介したいです!
いろいろとモードが存在していて、
特に気に入ったのは「水の色」です。

めちゃくちゃ絵になる…!


その辺のスマホよりもカメラ機能が充実していて、
ゲーム特化だけのスマホではないです!
おまけなんて思っていて、申し訳ございませんでした!(笑)

ゲーム性能・冷却性能

さて、ゲーミングスマホと言うからには、
さぞ最高なゲーム体験が待っているのでありましよう。

それでは、ゲームスイッチON!!


はい、かっこいいー!これだけでかっこいいー!

あと、ぶっちゃけ筆者はあまり3Dゲームやりません(笑)
ゲーミングスマホの持ち腐れもいいとこです!

まぁ、唯一プレイするゲームはこちら。


分かりやすくダメダメMIUIのSnapdragon888のMi11 Ultraでもプレイしている動画も載せています。

こちらもMIUIじゃなかったらヌルヌル動くとは思うのですが、プレイした感想は本当に異次元のヌルヌル具合でした。

普段、処理落ちしてんの?って環境でプレイしていたので、
逆に目が追いつかずにヌルヌルすぎで処理落ちしてるように見えてしまう?(笑)

いや、本当に快適にゲームできます。


お前のやってるゲームなんて知らねぇーよと批判が来そうなので、RedMagic 5Sの冷却機能の凄さをご紹介。

まず、先にも書きましたから内部にファンが搭載されています。

そして液冷、大型熱伝導プレート、表面に貼られたICEAgシルバープレートなどなど、とにかく熱を逃してくれます

余談ですが、冬など寒い日に寝起きでこの機種を触ると尋常じゃないぐらいの冷たさで目が覚めます(笑)

ICEAgシルバープレート

こちらは2回連続Aututuの結果です。

数値の高さもさることながら温度が35℃より上がっていません
(注、冬の寒い部屋で測ったので寒さブーストがかかってるかもです。)

試しにまったくの素人ですがPUBGをやってみた所、
表面もまったく熱を持たずにビックリしました。 

バッテリー周り

充電でもファン作動

急速充電していると端末も熱くなります。
しかしRedMagic 5sは急速充電をすると自動でファンが回ります


筆者の充電環境ですとこのぐらいの速度です。
体感、30分もあれば20→90%まで充電できてしまうので朝起きて充電すれば余裕で1日持ちますね。

 

ゲーム性能以外でも使いやすい

題名にも書いたとおりゲーム性能だけに着目せず
SNS、ネットサーフィン、ゲームなどストレスなく使用できるのでメインとして使っても不満なく使える端末です。
リフレッシュレート144Hzで「Twitter」のTLをスクロールすると最高に気持ちがいいです(笑)

少し前に発売されたものなので、手が出しやすい価格なのも素敵です。
また、Android12に更新予定とのことなので、まだまだ長く使用できそうですね。

中途半端なロー・ミドルスペックを購入するなら、
Red Magic 5Sを購入したほうがストレスなく使えると思います。

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