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【レビュー】Google Pixel6 Pro
システム編

前回の写真編では、

Pixel6 Proのカメラの素晴らしさをご紹介しました。
しかし魅力はそれだけではなく今回は話題の消しゴム機能やそれ以外の魅力
また使用していて感じた不満点などを紹介したいと思います。

たねだ
たねだです。
Twitterやってます。
ファロー、いいね、リツイートなど頂ければ嬉しいです。

Magic Eraser

すでに話題の「Magic Eraser」消しゴム機能。
筆者も実際には試してみました。
精度がとても素晴らしいです。

敢えて修正後の画像を表示しています。
どこが修正されているか想像しながらご覧ください。

修正部分が分かっていれば違和感にすぐ気づけます。
しかし修正部分を知らないと意外と違和感なく見れると思います。

修正レベルもさる事ながら、驚くのは修正部分(人間)認識レベルです。

一発で人間と思しき部分を選択してくれます。

修正したい部分も個別で選択できるのでとても便利です。

ご覧頂いてお分かりになると思いますがまばらに人が残っています。
この場合も修正範囲を指でなぞって追加で消せます。


この機能はまだPixel6シリーズでしか使用できません。
しかし消しゴム機能だけならアプリで代用できないこともありません

ご存知の方も多いと思います。

Snapseed

Snapseed

Google LLCposted withアプリーチ

PixelのMagic Eraserはこの「Snapseed」のシミ取りを応用したものでしょう。

PixelのMagic Eraserでは人間を自動で精細に選択してくれます。
Snapseedでは自分で選択・塗らないといけません。
なのでMagic Eraserほどのお手軽感はありません
が興味があればぜひ。

自動認識してくれるPixel6 Proのほうがクオリティーば断然上ですね!

 

字幕起こし

海外のYouTube動画を見るとき、字幕を使用する方は多いのではないでしょうか?

しかし精度がイマイチでたまに変な日本語になったり、意味が伝わらない字幕が出てくることがあります。

そんな時、Pixel6シリーズの「自動字幕起こし」を使えばかなりの精度で日本人に伝わる日本語に翻訳してくれます。
英語から日本語はほぼ確実に翻訳できていると思います。
ただ若干のラグというか、ワンテンポ遅れて表示されます。
こちらはリアルタイムとまではいかないようです。

子供でも分かりやすい英単語の歌なら翻訳してくれました。
いきなり音楽をかけてスラスラ歌詞を表示まではいかないですね。

日本の「青森弁」も無理なようですね。
(日本語→日本語に設定)
たまにマジで何言ってるかわからない人には使えないですね

この機能があれば海外のスマホレビューの方が何を言っているのか分かりやすくなるので、より理解が深められそうです。


もちろんYouTubeだけではなく、音声が流れてたら字幕に起こしてくれるようです。
ゲーム内音声でも字幕にしてくれます。

ゲーム中は邪魔なので切ってしまいますが…

音量ボタンを押すとショートカットが一番下に出ます。

 

文字起こし

レコーダーアプリでは音声メモをリアルタイムで文字に起こしてくれます。
取材やとっさのメモなどに大変重宝すると思います。

試しにAlexaに話してもらいました。


かなりの精度でビックリです。

数テイク撮影しましたが基本完璧に文字起こしされていました。

 

不満点

しばらくいろいろと触っていた中で感じた不満が何点かありました。

初期フィルム貼られてない

最近では最初から保護フィルムが貼られていることがありますが、Pixel6 Proは貼られていません

まだ充電器やイヤホン・ケースなどを入れてくれているなら仕方ないで済みます。

しかし余計な付属品を無くしてコストを下げていているにかかわらず10万円を超えているので初期フィルムぐらいは貼り付けておいてほしかったです。


ちなみにTwitterなどで指紋認証が壊滅的に認識しないとの意見が多々見られます。

どうやらProではなくPixel6でその問題が多発しているようです。

初期不良なのか、固有の問題なのかは分かりません。
ですが筆者のProでは指紋認証に問題は見られませんでした。

認識スピードに関してはこちらを参照ください。

エッジディスプレイが普及し始めたころガラスフィルムと相性が悪いという話を聞きました。

また、実際に貼り付けて実感したのでエッジディスプレイの機種を使うならTPUフィルムがオススメです。

筆者はこちらを購入しました。
上記の動画もこちらのTPUフィルムを貼り付けた後の動画です。


貼り付けてから気泡がある程度残ってましたが、2〜3日ですべて消えました

Amazonの評価は少し悪いです。
けどPixel6 Proのフィルムは問題ありませんでした。

サイズもバッチリで、横からスワイプしても指にひっかかりを感じません。

ケースをつけても干渉せず1個目で当たりを引いた気分です。

ケースもこちらを購入し使ってます。
意外とお気に入りなので公式ケースは購入しないと思います。

 

シャッター音

Pixelユーザーなら承知の問題なのでしょうが、
シャッター音・スクリーンショット音が切れません

音の大きさは以下の通り。

こればかりは正規の手順では消せないのでGoogleの方針次第ですね。

カメラはまだ未完成

売りの一つでもあるモーションモード。

手軽に長時間露光や面白い写真が撮れるので撮っていて楽しくはあります。
しかしまだまだ使いにくい部分がありました。

手軽に長時間露光の撮影ができるのはとても魅力です。
2〜3秒画面を動かさずにいればすぐに撮影できます。

ですが、逆に言ってしまうと2〜3秒以上の撮影ができません

なのでよくある車のテールランプの写真

Mi11 Ultraで撮影

こちらをPixel6 Proで撮ろうとするとこうなります。
2〜3秒しか撮れないので車のテールランプも2〜3秒しか追えないのです。

なら、マニュアルで設定を変えて撮影しようとしても、
Pixel6 Proにはマニュアル・プロモードを見つけることができませんでした。

 

でも満足度はかなり高め

不満を数点書いてしまいました。

ですがカメラに関してはベータ版という表記があります。
なのて今後いろいろと改善される兆しがあるので気にしないで大丈夫だと思います。

筆者はMi11 Ultraを所持しています。
しかしPixel6 Proを触ってからMi11 Ultraを売却しようか悩んだぐらい使い心地は良いです。

すでにハイエンドな機種をお持ちの方は感動が多少薄く感じてしまうでしょうが、間違いなく使いやすさNo.1です。

今後のアップデートなども確約されているし、フィードバックでユーザーの求める機能や設定が今後追加されないとも限りません。

コスパ的にはPixel6が最強との意見もあります。
ですが指紋認証などの件もあるので購入するならPixel6 Proをオススメします。

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