10月20日2時(日本時間)にGoogle Pixel6 / Proのランチャーイベントが開催されました。
事前にネットでスペック・価格等々がリークされ見る価値あるの?なんて囁かれていましたがそこはさすがのGoogle。
まんまとPixel6 Proを予約してしまいました!
今回はGoogle Pixel6 / Proのランチャーイベントで紹介された目玉機能などをまとめました。

念願の Pixel6 / Pro 発表
10月20日2時(日本時間)にGoogle Pixel6 / Proのランチャーイベントが開催されました。
謎に包まれたGoogle初の独自開発プロセッサ
【Google Tensor】
発表会の随所で「Google Tensorのおかげで」というセリフが目立ちました。
自社開発のTensorを利用することによりセキュリティアップデート期間が伸びたり電力消費が以前の半分になったりなどさまざまな恩恵があるようで、Snapdragon機とはまだ別の感触が味わえるのではないでしょうか。
チップの実態がExynos 9855だと判明したり、
カメラのセンサーが少し古かったり、
各種スペック数値が少し残念だったりなど各社ハイエンドスマホと少し劣ると感じてしまいますが、
今回の発表会を見た感じGoogleはスペックもりもりハイエンドスマホを作りたいわけではなく、
昨今の人種差別問題に立ち向かいたい姿勢が目立つと感じました。
Pixel6 / Pro
簡易スペック
Pixel6 | Pixel6 Pro | |
---|---|---|
SoC | Google Tensor | |
Display | 6.4inc FHD+ (1,080 x 2,340) |
6.7inc QHD+ (1,440 x 3,120) |
Refresh rate | 最大 90 Hz 対応 | 最大 120 Hz 対応 | Battery | 4,614 mAh5 | 5,003 mAh5 | IP code | IP68 準拠の防水 防塵性能9 |
Ram | 8 GB LPDDR5 RAM |
12 GB LPDDR5 RAM |
Storage | 128 GB / 256 GB | Security | Titan M2™ セキュリティ コプロセッサ |
Main Camera |
5,000万画素 F1.85 Octa PD Quad Bayer 広角カメラ(82°) 1,200万画素 F2.2 ウルトラワイド カメラ(114°) |
Periscope | - | 4,800万画素 F3.5 光学4倍 |
Front Camera |
800万画素 F2.0 広角 84° |
1,110万画素 F2.2 ウルトラワイド 広角 94° |
Color | Sorta Seafoam Kinda Coral Stormy Black |
Cloudy White Sorta Sunny Stormy Black |
カメラ機能
Face Unblur
光量不足や被写体がぼやけてしまう場面でも、
ウルトラワイドカメラとメインカメラで2枚の写真を合成し顔のボケを解消してくれる機能です。
メインカメラで通常の露出で撮影し、
ウルトラワイドカメラでは速い露出で極力ぼけないように撮影。
写真のデータで顔や他の場所がぼやけたと判断されるとウルトラワイドカメラのぶれていない部分を合成してくれるようです。
ぼやけている部分がTensor判断なのかユーザー判断なのかがまだ不明ですね。
よく動き回る子供やペットを撮影するのに適した機能みたいですね。
Motion Mode
最近のスマホで長時間露光撮影ができますが、
ある程度の知識や慣れていないと失敗することがあります。
Motion Modeを使えば動いている部分と動いていない部分を合成して長時間露光のような写真が簡単に撮れるようです。
感覚的には以前からのPixelカメラの機能 Motion Photoみたいに、
撮影前後で動いてる・動いてない部分をフレーム単位で判断し合成するみたいな感じですかね。
滝や流水なども簡単に撮影できるようなので使ってみたいですが、身近に撮影を試すならこちらの電車のシーンでしょうか?
Magic Eraser
撮影後に通行人や必要ない部分を消して周りとなじませてくれる機能です。
発表会で出された作例だと、トンネルの向こう側の車と人物がきれいに消えて周りとうまくなじんでいます。
しかしよく見ると端のコーン部分が若干…?
Photoshopの修復ブラシのように自分でなぞった部分を修整ってところまでいければ完璧ですね。
【追記】
デモ機にて使用してみたところ、修正する場所の選択はできませんでした。
消したいところでもTensorが反応してくれないと修整できない模様。
機能的にはHUAWEI Golden SnapやGalaxyの消しゴムがすでに実装されています。
どこまでの修整レベルなのか、GoogleのAIを駆使して処理してくれると思うとそれだけで期待してしまいます。
Real Tone
スマホやカメラで人物を撮影すると本人の肌の色は程遠い色になったりします。
Real Toneとは本来の美しい色に補正して撮影できるモードのようです。
昨今の過度な加工ではなく映す人の持つ肌の色がナチュラルに撮影できるモードなのだとは分かります。
しかし発表会での作例が五代人種の内の黄色人種、黒人種、赤色人種、茶色人種ばかりに偏りGoogleは人種差別問題を考えて寄り添っていますアピールにしか見えず、少し残念。
企業としては仕方のないことなのかもしれませんが、それなら白人種も出して過剰なまでに平等アピールのほうがまだすんなりと飲み込めたような気がします。
でも機能としてはキレイに撮れるに越したことないので否定はしません。
その他の目玉機能
Titan M2™
Google Tensor内のセキュリティコアの名称です。
発表会では「最も多くのハードウェアセキュリティが実現されている」とプレゼンしているように、
セキュリティ面が大幅に強化されたようです。
セキュリティ面の向上はユーザーにプラスに働かないこともあります。
72時間ごとに指紋認証ではなくパスコードで認証しないといけないなど本人確認に一手間加わってしまうなどがいい例です。
ぜひ、ユーザーにとって良い方向に働いてくれればよいのですが。
Live Translate
Google翻訳や音声検索などの技術で集めたプロセスを利用し、さまざまな言語や重要な単語、アクセントなどを瞬時に判断・音声入力ができ、さらにその精度が高められました。
そのおかげで端末に話しかけると瞬時にニュアンスや文法などを相手の言語に翻訳してくれます。
Twitterではドラえもんの「ほんやくコンニャク」だなんて言われてました。
なんだかんだで楽しみしかない
すでに一部では発熱ヤバいのではと囁かれています。
ところどころでTensorが電力消費を抑えたりしているらしいのですが不安要素の1つと言えます。
発熱問題だったらアップデートでも解消できる問題なので、とにかく実機を触らないとわからないことが多いと思います。
筆者はメイン使用を考えて256GのStormy Blackを予約しました。
欲を言えばSorta Seafoamが欲しかったのですが、Proのカラバリには存在しなかったため唯一の256GのStormy Black以外に選択肢がなく。
しかしAmazonでSorta Seafoamではないですがセージグリーンカラーのケースが販売されていたのでこちらを購入しました。
ケースはすでに届きましたので、
端末が届いたら一緒にレビューしたいと思います。
このケースのおかげで人生初の400以上のいいね・60以上のRTを頂きました。
大事に使おうと思います。
奥さん「Alexa通知」
Alexa「AmazonよりPixel6 Pro TPUケース1点が到着しました」
俺「…(Alexaぁぁぁぁぁあああ、通知を切れえぇええええぇぇぇぇぇ!!!)」
AIが裏切る世界はもうすでにそこまで来ている。— たねだ 2.0 (@tane_no_life) October 22, 2021