日本で発売する可能性が濃厚なGalaxy S22 Ultra香港版を購入しました。
Sペンを内蔵するNoteの遺伝子を受け継ぎ、
さらに進化したSシリーズの最高峰
【Galaxy S22 Ultra】をレビューしたいと思います。

開封
✓ Type-Cケーブル
✓ マニュアル
✓ simピン
さすが、端末の高級感はあります。
(写真はフィルム貼り付け済み)
フィルムを事前に購入する必要があります。
S21 Ultraを購入した際に初期フィルムがエッジの中途半端な位置で貼られていたので指に引っかかると文句を言っていましたがやめるとは思いませんでした。
sim2枚分の厚さなのでペリスコープ搭載機としてはカメラ部分がそこまで目立たず、威圧感が減りました(笑)
エッジの角度はそこまで深くなく、ジェスチャーもミスすることなく使用できています。
成人男性が持つとこのぐらい。
しかしデカい…
復活のSペン内蔵
Sペン対応端末は発売されどGalaxy Note20シリーズを最後にNoteシリーズが廃止されました。
しかしS22 UltraではNoteの遺伝子を受け継ぎ、Sペン内蔵へと進化を遂げ帰ってきました!

スペック
Galaxy S22 Ultra 香港版 SM-S9080 | |
---|---|
Display | Dynamic AMOLED 2X / 6.8インチ |
Resolution | 3088 x 1440 / 500ppi |
OS | ONE UI 4.1 / Android12 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 |
GPU | Adreno 730 |
RAM / Storage |
8GB / 128GB 12GB / 256GB / 512GB / 1TB UFS3.1 / LPDDR5 |
Battery | 5000mAh / 45W急速充電 PD3.0 / QC2.0互換 |
IP Code | IP68 |
Weight | 228g |
Refresh Rate |
120Hz |
Rear Camera |
12MP Ultra Wide(F2.2/120°) 108MP Wide-angle(F1.8/85°) 10MP Telephoto(F4.9/11°/10x) 10MP Telephoto(F2.4/36°/3x) |
Front Camera |
40MP Selfie Camera(F2.2 80°) |
S Pen | 5.8 x 4.35 x 105.08mm 3.04g / IP68 |
3G | WCDMA B1/2/5/8 |
4G LTE | FDD LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13/18/19/ 20/25/26/28/66 TD LTE 34/38/39/40/41 |
5G | FDD Sub6 N1/N3/N5/N7/N8/N28 TDD Sub6 N41/N78/N79 |
Samsung HK : 公式スペックページより抜粋
ディスプレイ
屋外日中の見え方
最大1,750nits、Vision Booster技術搭載のDynamic AMOLEDなので日中の晴れた日でも画面が鮮明に見えます。
ディスプレイの解像度
解像度は3つから選択できます。
よっぽどのことがない限りはFHD+で十分かなと。
リフレッシュレート
リフレッシュレートは最適化(最高120Hz)か標準(60Hz)から選択できます。
Twitterなど一部のアプリでカクつく報告がありますがすぐに対応してくれるでしょう。
Galaxy S22 Ultra
Twitterでスクロールのカクツキ
(諸事情により上げ直し) pic.twitter.com/4AtvnmgHlD— たねだ (@tane_no_life) March 14, 2022

みんながカクついてるって言ってるからカクついてるような気がしてますが言われなきゃ気づいてませんでした!
Antutu
Snapdragon 8 Gen 1を搭載したS22U。
同SoC搭載機のAntutuの数値は100万超え機種も存在する中、S22Uはやや控えめ。
温度も結構上がってますね。
数日使用していますが、背面がほんのり温かく感じることはよくあります。
まぁ、ただそこまで神経質になるほどのレベルではないです。
写真作例
望遠
光学3倍・10倍と2つの望遠レンズが搭載され最大100倍ズームが可能。
光学レンズで撮影した2枚はもちろん綺麗なのですが、驚くは30倍デジタルズームです。
大きなディールの崩れもなくスマホで見るぶんでは光学ズームにも引けを取らないレベルに見えます。
また、望遠撮影時に気に入った点があります。
他のペリスコープ搭載スマホ(OISあり)で望遠撮影する際にスマホを少し動かすだけで被写体がフレームアウトしていました。
S22Uでは望遠20倍以上にすると画面内に撮影ガイドと手ブレ補正マークが出ます。
このときにスマホを少し動かすと画面内はぬるっと動き、被写体がフレームアウトすることを防いでくれます。

Galaxy S22 Ultra
ズーム時の手ブレ補正
左上のガイドが黄色い時にぬるーって動いてくれる。 pic.twitter.com/6XKPxJiWke— たねだ (@tane_no_life) March 15, 2022
補足として最後のガクッと画面が動いたのは片手で持ってもう片方の手で画面録画停止ボタンを押した衝撃です。
スマホのペリスコープと言ったら月!
月を撮影するときにストレスが減りそうです。
夜景
公式HPでも売りの一つの夜景。
最近のスマホで夜景撮影すると夜空が明るくなりすぎて少し不自然な色になったりしますがS22Uは自然な夜空で撮影できます。
下2つは通常撮影。
夜でも100倍ズームでここまで綺麗に撮影できます。
食べ物
光学3倍ズームで撮ったつもりがF1.8だったのでデジタルズームです。
十分綺麗なので気にならないですけど、一応…

室内ペット撮影
一番良く撮る室内で何枚か撮りました。
フィルターを設定しない通常撮影だと少し味気ない暗い印象を受けます。
ウォームフィルターで撮影するととても満足できる色合いになりました。
料理の写真でもそうだったように、
室内のLEDが白色だとウォームフィルターを適用させたほうがいいかもしれません。
108MP
撮影後に一部分をトリミングしたいときに便利な1億800万画素。
ブログに上げる際に圧縮されてしまい実際のデータではないが、トリミングするとごまの粒がハッキリと見えます。

分かりやすいのでお肉にしました(言い訳)
現状、3:4しか選択できないようです。
ファイルサイズが1枚でとても重たくなるので日常使用には向きません。
思い出として、何か大切な場面で108MPはとてもありがたいなと思いました。
バッテリー持ち
数日使ってみ電池持ちはかなり良かったです。
(画面FHD+で使用)
同じ5,000mAhのMi 11 Ultraを使っていた時は夕方には充電が必要になっていましたがS22 Ultraは1日持ってます。
スキあらば触っているスマホ依存症の筆者的には驚きの感覚です…
充電スピード
最大45wと表記され専用の充電器も販売されています。
しかし価格が高いうえ、Amazonなどで安価に買える充電器で最大Wに近い数値で充電できるので購入しないでも良いでしょう。
以下、65W PD対応充電器を使用した画像。
バッテリー残量によって出力が変わるようです。
1時間もあれば80〜90%まで充電できます。
しかし、67W・120Wなどで高出力充電したことがある方には物足りないかもです。
しばらく使ってみた感想
Galaxyをこんなにちゃんと使ってみたのは初めてでした。
使ってみた感想としては致命的なバグもなく、
ユーザーの声をちゃんと還元している作りでさすがSamsungだなと思いました。
もっとOne UIやSペンの便利な使い方があるとは思いますが、とても使いやすくて日常生活で使うぶんには文句なくNo.1なスマホだと思います。
ぶっちゃけSペン使わないかも…